こんにちは、管理部の山田です。
本日は、事業を運営する上で欠かせない「労働保険」についてお知らせいたします。
労働保険とは?
「労働保険」とは、労災保険と雇用保険の総称です。
雇用形態を問わず、労働者を一人でも雇っている事業は「強制適用事業」となります。
※ただし、個人経営で労働者が5人未満の農林水産事業の場合は任意加入となります。
040330-2b-03
成立手続きを怠るとどうなる?
もし労働保険の成立手続きを怠った場合、以下のようなリスクがあります。
遡って保険料を徴収されるほか、追徴金も課される
労働災害が発生した場合、労災保険給付額の全部または一部を徴収される
※任意加入対象の事業所には上記の罰則はありませんが、労働災害について一切の保障を受けられなくなります。
農業・畜産業における現状
北海道労働局の「令和7年業種別労働災害発生状況」によると、農業・畜産業における事故発生件数は205件(前年比-19件)なっています。(8月末時点)
労災事故は誰にでも起こり得るものです。日頃からの安全対策に加え、労働保険への加入で万が一に備えることが大切です。
労働保険は事業主にとって義務であり、労働者にとっては安心を支える大切な制度です。
自分の事業は対象かどうか今一度確認してみてはいかがでしょうか。
労働保険に関するお問い合わせ先
管理部:山田、佐藤
